虫歯の段階と治療について②【京都市 下京区 四条烏丸 歯科 歯医者 初岡歯科医院】
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虫歯がエナメル質を越えて象牙質にまで進行したものです。
色も黒くなり、はっきりみえるようになります。
象牙質には厚みがあるので初めはほとんど自覚症状がありませんが、歯の神経近くまで進むと歯の神経に充血が起こり、冷たいものや甘いもので歯がしみるようになります。
この段階の治療方法は、虫歯をしっかり取り除き、削った部分に「つめもの」を詰めます。
虫歯を削ると痛いことが多いですし、麻酔も必要になります。
また麻酔をして痛みがなく虫歯を削れても、神経近くまでの大きな虫歯の場合は、麻酔のおかげで痛みは感じなくても神経にダメージを与えます。
このダメージにより神経が死んでしまうこともあります。
しかし、この段階を越えてしまうと絶対に神経を取らないといけません。
神経を残し、歯の寿命を延ばすためにはここでしっかりと治療に取り組む方が良いです。
虫歯は放っておいて治るものではありません。放っておくとどんどん悪化してしまいます。