虫歯の段階と治療について①【京都市 下京区 四条烏丸 歯科 歯医者 初岡歯科医院】
C0
要観察歯(Questionable Caries for Observation)で、虫歯とは判定できないが、虫歯の初期の症状が疑われる歯です。
放置しておくと虫歯になる可能性があり、虫歯への進展を予防するために、歯みがきや間食の注意、フッ素の応用などを積極的に行います。
家庭で気を付けていただきたいのは、甘い物を食べるときは時間を決め、ダラダラと食べたり飲んだりしないこと、食後には必ず歯を磨くことなどです。
この段階では虫歯への進行を抑え、歯を削らずに治すことができます。
C1
初期の虫歯で、歯の破壊がエナメル質に止まっています。
よくみると歯の表面は白く濁ったり、茶色などに着色してザラついていたりします。
自覚症状はほとんどないため、そのままにしがちですが、ほっておくと、表面が崩壊して穴があいてきます。
この段階の治療方法は、歯に穴があく前であれば歯みがきやフッ素の応用などで虫歯の進行を遅らし、経過を観察していきます。
穴があいた後でも、ほとんど歯を削らずに治療ができます。
COやC1は定期的な健診による早期発見から、予防や早期治療によって痛い思いをせずに治療することができます。