歯がしみる(知覚過敏)⑤【京都市 下京区 四条烏丸 歯科 歯医者 初岡歯科医院】
歯は2種類の層でできています(図参照)
①エナメル質:外側の層で、硬くて刺激を通しにくいです。
②象牙質:内側の層で少し柔らかく、刺激が伝わり易いです。
虫歯は象牙質まで細菌に溶かされると、いろいろな刺激(冷たいものや甘いもの)によって痛みを感じます。
「知覚過敏」は様々な理由により、エナメル質がすり減ったり、歯周病などが原因で歯の根っこの部分がむき出しになると、象牙質を通して刺激が神経に伝わり痛みを感じます。
ですから、虫歯も知覚過敏も痛みの伝わり方は同じです。知覚過敏は虫歯じゃないのに歯がしみます。
このように様々な原因で「歯がしみる」が起こります。ですから、まずどのような原因で「歯がしみる」が起こっているか検査をしなければなりません。