「二次カリエス(虫歯)」について①【京都市 下京区 四条烏丸 歯科 歯医者 初岡歯科医院】
歯はとても複雑な形をしています。
「つめもの」や「かぶせもの」はできるだけぴったりと歯との境目に段差や隙間ができないように、丁寧に作製されます。
しかし、長年の使用などでどうしてもミクロン単位での段差や隙間ができてしまい、この隙間に歯垢(プラーク)がたまったり虫歯の原因である細菌が入り込んで、二次カリエス(虫歯)の原因になります。
また、「つめもの」や「かぶせもの」は「歯科用セメント」といった特殊な接着剤でしっかりと接着されています。
この接着剤はそれ自体で隙間を埋める効果も持っていますが、お口の中で長年使用していると、どうしても接着剤が少しずつ溶けてしまします。
そこに隙間ができ、歯垢(プラーク)がたまって二次カリエス(虫歯)になってしまします。
ですから、定期的な健診が大切です。プラークの除去、合わなくなった「つめもの」や「かぶせもの」の早期発見と治療により、二次カリエスをなくすことができます。