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大切な歯を残すための修復治療
これまでの歯科治療は、歯を大きく削って詰める治療でした。これに代わって最近は、できだけ削らず、歯を保存する治療が主流となっています。当院の院長は、日本歯科保存学会の歯科保存治療専門医・指導医、および日本接着歯学会の認定医の資格を持ち、歯科保存歯学および接着歯学に基づいた、削らない、抜かない、歯を保存するための治療を行っています。
特に力を入れているのが、コンポジットレジンによる修復治療です。コンポジットレジンを使うと、削る量を最小限に抑えることができ、安定した噛み合わせと自然な白さを復元することができます。コンポジットレジンの形成には高い技術力が求められるため、仕上がりは歯科医師の腕に左右されがちです。院長は修復治療を得意としていますので、その仕上がりは多くの患者さんに評価されています。治療を終え「きれいになりました」と喜ばれることも少なくありません。
なお、万が一詰め物や被せ物が外れたときはリペア治療(再治療)ができます。放っておくと歯の状態が悪化してきますので、できるだけ早めにご相談ください。
コンポジットレジンとは?
従来、奥歯などの治療は金属性の詰め物が主流でした。これに代わって使われるようになったのが、白いプラスチック樹脂の修復用素材、コンポジットレジンです。「CR接着修復法」と呼ばれる治療で、歯を削ったあとの修復や歯が欠けている部分の修復など、幅広く行われています。高い技術が求められるため、その仕上がりは歯科医師の腕に大きく影響します。
歯を抜かずに残すための歯科保存歯学
歯を抜かずに保存するための学術が、歯科保存療法です。その治療は、大きく分けると3つに分類されます。
●保存修復:むし歯などで歯が欠損した部分を修復
●歯肉療法:歯の神経の病気を治療
●歯肉療法:歯を支える組織の病気を治療
歯科保存歯学では、生涯にわたってご自分の歯で噛めるよう、大切な歯を保存して機能させるために、維持・管理する治療を目指しています。
保存修復学とは
通常、私たちの歯は28本あり、すべての歯がしっかり噛み合い正しく動くことで、食べ物を噛み砕いたり、歯を食いしばったり、上手に喋ったりすることができます。もし、むし歯や事故などで歯が欠けたり失ったりするとどうなるでしょうか。噛み合わせのバランスが崩れ、正しく機能できません。こうした失われた歯の機能や本来の色・形を取り戻すための学術が保存修復学です。
日本歯科保存学会の「認定医」制度
日本歯科保存学会とは、歯の保存・修復を専門に研究する学術団体で、日本における歯科学会の主要団体の一つです。学会では、歯科保存学の普及と医療技術の向上を目的とした「認定医」制度を設け、一定の水準を満たした歯科医師に資格を与えています。その基準は厳しく、日本歯科医師会に5年以上在籍している歯科医師で、所定の研修と業績を満たしていることが求められます。2013年11月現在、全国で739名の歯科医師が認定医として認められていますが、その数はまだまだ少ないと言えるでしょう。
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