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2014年5月22日

 虫歯になってしまった場合、虫歯を取った後「つめもの」や「かぶせもの」を作って歯を元の形に治します。

 しかし、虫歯は治療したからといって「安心!」というわけではありません

 実は、虫歯を治療した場所こそ注意が必要です。

 なぜなら、「つめもの」や「かぶせもの」をしたところは様々な理由により再び虫歯になってしまうリスクが大変高いです。
 こうしてできてしまう虫歯を「二次カリエス(虫歯)」といいます。

  一度虫歯になったということは、その部分がもともと虫歯になりやすい場所であるともいえます。
 つまり、虫歯の原因となる歯垢(プラーク)がたまりやすかったり、あるいは歯磨きしにくい部分であることが多く、こうした所は再度虫歯になってしまう可能性が高くなります

 ですから、定期的な健診が大切です。虫歯の予防や早期発見と早期治療により、歯を残していくことが大切です。

2014年5月15日

 虫歯の治療をするとき、虫歯を完全に取りきることが二次カリエスなどの予防に重要です。

 どこまで歯が虫歯菌に感染しているかは目に見えないため、
以前歯医者の経験や手指の感覚
(虫歯の部分は柔らかい)で判断するしかできませんでした。

う蝕検知液.jpg
 しかし、う触検知液(虫歯検知液)は虫歯菌に侵されて取り除かなければならない虫歯の部分だけを染色することができるため、
取り残してしまった虫歯を目で確認でき、確実に虫歯を除去できます。

 また、どこまで虫歯を削れば良いのかの参考になり、削りすぎを防ぐことに役立ちます。

 虫歯の取り残しをなくし削りすぎを防ぐことにより、歯の寿命を延ばすことができます。

2014年3月 3日

C4
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 歯の頭の部分がほとんど崩壊し、歯の根っこだけが残った状態です。

 死んだ歯の神経に細菌が感染して腐り、悪臭を放ちます。
 そして歯の根っこの先から、歯の周りの組織に侵入し、炎症を起こして顎の骨を破壊し、膿が溜まったりします。
 さらに長期そのままにしておくと、歯の根の先に腫瘍や膿の溜まった大きな袋になったりします。

 こうなると痛みはなくなりますが、細菌が病巣から血液によって運ばれてほかの臓器や関節に二次的感染をおこすこともあります。
 痛みがなくなるのは治ったわけではありません。

 この段階の治療は死んだ神経と歯の内部の細菌を徹底的に除去します。

 もし歯の外側の組織にまで細菌感染した場合は、歯の内部に薬を入れ、外側の組織の細菌が減ってくるまで何回も薬を入れ替えたり消毒を繰り返すため時間がかかります。

 「かぶせもの」を製作することが多いですが、状態が悪い場合は歯を抜くこともあります。

2014年2月28日

C3
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 虫歯が歯の神経まで進行し炎症を引き起こしたものです。
 虫歯がここまで達すると冷たい水だけでなくお湯にもしみるようになり、ズキズキと痛みます。

 大きな虫歯の穴があき、食べ物が詰まって激痛がおきます。
 歯の神経が化膿して、夜寝ている間に急激に痛みだしたりします。
 それでもほっておくと炎症は歯の神経全体に広がっていき、やがて神経は死んでしまいます。

 この段階での治療方法は、細菌に感染した神経をとり、歯の内部の細菌を徹底して除去し、消毒していきます。
 基本的には「かぶせもの」を製作します。

 また、神経を除去してしまうと、歯がもろくなり歯の寿命が短くなります。
 この段階を越えてしまうと、歯を抜く可能性があります。

2014年2月24日

C2
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 虫歯がエナメル質を越えて象牙質にまで進行したものです。
 色も黒くなり、はっきりみえるようになります。
 象牙質には厚みがあるので初めはほとんど自覚症状がありませんが、歯の神経近くまで進むと歯の神経に充血が起こり、冷たいものや甘いもので歯がしみるようになります。
 
 この段階の治療方法は、虫歯をしっかり取り除き、削った部分に「つめもの」を詰めます。
 虫歯を削ると痛いことが多いですし、麻酔も必要になります。
 また麻酔をして痛みがなく虫歯を削れても、神経近くまでの大きな虫歯の場合は、麻酔のおかげで痛みは感じなくても神経にダメージを与えます。
 このダメージにより神経が死んでしまうこともあります。

 しかし、この段階を越えてしまうと絶対に神経を取らないといけません。
 神経を残し、歯の寿命を延ばすためにはここでしっかりと治療に取り組む方が良いです。
 虫歯は放っておいて治るものではありません。放っておくとどんどん悪化してしまいます。

2014年2月20日

C0
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 要観察歯(Questionable Caries for Observation)で、虫歯とは判定できないが、虫歯の初期の症状が疑われる歯です。
 
 放置しておくと虫歯になる可能性があり、虫歯への進展を予防するために、歯みがきや間食の注意、フッ素の応用などを積極的に行います。
 
 家庭で気を付けていただきたいのは、甘い物を食べるときは時間を決め、ダラダラと食べたり飲んだりしないこと、食後には必ず歯を磨くことなどです。

 この段階では虫歯への進行を抑え、歯を削らずに治すことができます。

C1
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 初期の虫歯で、歯の破壊がエナメル質に止まっています。
 よくみると歯の表面は白く濁ったり、茶色などに着色してザラついていたりします。

 自覚症状はほとんどないため、そのままにしがちですが、ほっておくと、表面が崩壊して穴があいてきます。

 この段階の治療方法は、歯に穴があく前であれば歯みがきやフッ素の応用などで虫歯の進行を遅らし、経過を観察していきます。
 穴があいた後でも、ほとんど歯を削らずに治療ができます。

COやC1は定期的な健診による早期発見から、予防や早期治療によって痛い思いをせずに治療することができます。

2014年2月10日

 歯はとても複雑な形をしています。
 
 「つめもの」や「かぶせもの」はできるだけぴったりと歯との境目に段差や隙間ができないように、丁寧に作製されます。

 しかし、長年の使用などでどうしてもミクロン単位での段差や隙間ができてしまい、この隙間に歯垢(プラーク)がたまったり虫歯の原因である細菌が入り込んで、二次カリエス(虫歯)の原因になります。

 
 また、「つめもの」や「かぶせもの」は「歯科用セメント」といった特殊な接着剤でしっかりと接着されています。

 この接着剤はそれ自体で隙間を埋める効果も持っていますが、お口の中で長年使用していると、どうしても接着剤が少しずつ溶けてしまします。

 そこに隙間ができ、歯垢(プラーク)がたまって二次カリエス(虫歯)になってしまします。

 
 ですから、定期的な健診が大切です。プラークの除去、合わなくなった「つめもの」や「かぶせもの」の早期発見と治療により、二次カリエスをなくすことができます。

虫歯治療
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初岡歯科医院 初岡昌憲

初岡歯科医院 初岡昌憲
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当院は、京都市下京区烏丸四条にある、祖父、父、私と3代続く歯科医院です。一般歯科から小児・予防・歯周病・インプラト・入れ歯・審美歯科治療を中心とした一般歯科診療を行っています。

当医院の基本理念は、なるべく削らず抜かない、歯を保存する治療です。ていねいで痛みの少ない治療を心がけていますが、治療後の安定した状態を長持ちさせるためにも予防が大切だと考えています。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、生涯にわたるお付き合いしていきたいと思っています。