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2014年2月24日

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 虫歯がエナメル質を越えて象牙質にまで進行したものです。
 色も黒くなり、はっきりみえるようになります。
 象牙質には厚みがあるので初めはほとんど自覚症状がありませんが、歯の神経近くまで進むと歯の神経に充血が起こり、冷たいものや甘いもので歯がしみるようになります。
 
 この段階の治療方法は、虫歯をしっかり取り除き、削った部分に「つめもの」を詰めます。
 虫歯を削ると痛いことが多いですし、麻酔も必要になります。
 また麻酔をして痛みがなく虫歯を削れても、神経近くまでの大きな虫歯の場合は、麻酔のおかげで痛みは感じなくても神経にダメージを与えます。
 このダメージにより神経が死んでしまうこともあります。

 しかし、この段階を越えてしまうと絶対に神経を取らないといけません。
 神経を残し、歯の寿命を延ばすためにはここでしっかりと治療に取り組む方が良いです。
 虫歯は放っておいて治るものではありません。放っておくとどんどん悪化してしまいます。

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初岡歯科医院 初岡昌憲

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http://www.hatsuoka.com/

当院は、京都市下京区烏丸四条にある、祖父、父、私と3代続く歯科医院です。一般歯科から小児・予防・歯周病・インプラト・入れ歯・審美歯科治療を中心とした一般歯科診療を行っています。

当医院の基本理念は、なるべく削らず抜かない、歯を保存する治療です。ていねいで痛みの少ない治療を心がけていますが、治療後の安定した状態を長持ちさせるためにも予防が大切だと考えています。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、生涯にわたるお付き合いしていきたいと思っています。