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2014年2月28日

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 虫歯が歯の神経まで進行し炎症を引き起こしたものです。
 虫歯がここまで達すると冷たい水だけでなくお湯にもしみるようになり、ズキズキと痛みます。

 大きな虫歯の穴があき、食べ物が詰まって激痛がおきます。
 歯の神経が化膿して、夜寝ている間に急激に痛みだしたりします。
 それでもほっておくと炎症は歯の神経全体に広がっていき、やがて神経は死んでしまいます。

 この段階での治療方法は、細菌に感染した神経をとり、歯の内部の細菌を徹底して除去し、消毒していきます。
 基本的には「かぶせもの」を製作します。

 また、神経を除去してしまうと、歯がもろくなり歯の寿命が短くなります。
 この段階を越えてしまうと、歯を抜く可能性があります。

2014年2月24日

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 虫歯がエナメル質を越えて象牙質にまで進行したものです。
 色も黒くなり、はっきりみえるようになります。
 象牙質には厚みがあるので初めはほとんど自覚症状がありませんが、歯の神経近くまで進むと歯の神経に充血が起こり、冷たいものや甘いもので歯がしみるようになります。
 
 この段階の治療方法は、虫歯をしっかり取り除き、削った部分に「つめもの」を詰めます。
 虫歯を削ると痛いことが多いですし、麻酔も必要になります。
 また麻酔をして痛みがなく虫歯を削れても、神経近くまでの大きな虫歯の場合は、麻酔のおかげで痛みは感じなくても神経にダメージを与えます。
 このダメージにより神経が死んでしまうこともあります。

 しかし、この段階を越えてしまうと絶対に神経を取らないといけません。
 神経を残し、歯の寿命を延ばすためにはここでしっかりと治療に取り組む方が良いです。
 虫歯は放っておいて治るものではありません。放っておくとどんどん悪化してしまいます。

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初岡歯科医院 初岡昌憲

初岡歯科医院 初岡昌憲
http://www.hatsuoka.com/

当院は、京都市下京区烏丸四条にある、祖父、父、私と3代続く歯科医院です。一般歯科から小児・予防・歯周病・インプラト・入れ歯・審美歯科治療を中心とした一般歯科診療を行っています。

当医院の基本理念は、なるべく削らず抜かない、歯を保存する治療です。ていねいで痛みの少ない治療を心がけていますが、治療後の安定した状態を長持ちさせるためにも予防が大切だと考えています。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、生涯にわたるお付き合いしていきたいと思っています。